AGA1型と2型の見分け方<5αリダクターゼ>

AGA1型と2型の見分け方

AGAには1型と2型があり、そのタイプによって効く薬が違います。

日本人に多いAGAのタイプは2型であり、効果が高いのはプロペシア等のフィナステリド成分の薬です。

1型に当てはまる人は、ザガーロ等のデュタステリド成分の薬がよく効きます。

合っていない方の薬を選ぶと、効果がないどころか副作用のリスクも。まずは自分がAGA1型なのか2型なのか?特徴からチェックしてみましょう。

AGAの原因物質が存在する場所→薄毛になる

AGAは、DHTという悪玉男性ホルモン(いわゆる脱毛ホルモン)の増加によって引き起こされます。

この悪玉男性ホルモンが、頭皮など体内にもともとある5αリダクターゼという酵素と結びつくことで誕生するので、5αリダクターゼの多く集まる場所が、薄毛になりやすいということになります。

5αリダクターゼには1型・2型がある

  • 「1型」5αリダクターゼ
    ⇒側頭部・後頭部・全身の皮脂腺にまんべんなく存在
  • 「2型」5αリダクターゼ
    ⇒前頭部や頭頂部の毛乳頭に集中
ほとんどのAGAの人は、おでこやM字・つむじ周辺の薄毛に悩むワケですから、2型5αリダクターゼの影響を受けていると考えられます。

2型の5αリダクターゼを抑制する働きのあるのが、フィナステリド成分のAGA薬です。

2型5αリダクターゼを抑制する⇒フィナステリド成分

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フィナステリド成分の効果データ

おでこや頭頂部よりもっと広い範囲での薄毛(サイドや後頭部)には、2型だけでなく1型の5αリダクターゼにも作用するデュタステリドを使うのが効果的ということになります。

1型と2型5αリダクターゼの両方を抑制する⇒デュタステリド成分

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デュタステリド成分の効果データ

2型5αリダクターゼの特徴

2型の特徴は、おでこ生え際・M字・つむじ周辺が薄毛の人です。つまり薄毛に悩む多くの場合は、2型です。

2型5αリダクターゼは、前頭部や頭頂部の毛乳頭に多く存在しています。おでこ・M字・つむじ周辺ですね。

毛乳頭は、毛細血管から供給される栄養をもとに毛髪を成長させる働きをしており、発毛においてとても大事な役割を果たしています。

なので、毛乳頭で悪玉男性ホルモンが大量に生まれてしまうと、正常なヘアサイクルが乱され、成長しきれずに軟毛のまま抜けて行く=AGAが進む、という負のメカニズムが起こります。

体内で産生される悪玉男性ホルモンの60~70%は2型5αリダクターゼによると言われているので、AGAである人の多くは2型に分類されます。

よって多くの場合は、プロペシア等のフィナステリド成分のAGA薬がよく効くはずです。

5αリダクターゼ2型

画像引用元:東京形成美容外科

1型5αリダクターゼの特徴

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1型の特徴は、頭皮が脂っぽい&おでこや頭頂部だけでなく、サイドや後頭部も薄毛になることが多いです。

1型5αリダクターゼは、側頭部や後頭部の皮脂腺に多く存在しているという特徴があります。

つまり、1型5αリダクターゼの働きが強いと皮脂の分泌量が増えるので、AGAでそのうえ頭皮が脂っぽいという人は、1型5αリダクターゼが強く働いている可能性が高いということです。

その場合、1型と2型の5αリダクターゼ両方に効果のあるデュタステリド成分のAGA薬を使うのがおすすめです。

5αリダクターゼ1型

画像引用元:東京形成美容外科

AGA1型か2型か見分け方が分からない場合

1型か2型かよく分からないから、両方に効くデュタステリドにしよう!という判断はNGです。

なぜなら、デュタステリドは副作用の発現率がフィナステリドより高いからです。

デュタステリドの副作用のには、男性機能の低下や性欲減退などがあります。つまりEDになりやすいということですね。

なので、まずは安全性の高いフィナステリドからお試しください。フィナステリドの場合、副作用が出る確率は市販の風邪薬よりも低いとされています。

多くのAGAの場合は、フィナステリドで改善されます。

男性型脱毛症の進行抑制としては、フィナステリドは、98%の人に3年間効果があった。
引用元:Wikipedia/フィナステリド

それでも効果がイマイチだった場合は、1型の特徴に当てはまるかどうかも踏まえた上で、デュタステリドに切り替えるようにしましょう。

フィナステリドAGA薬一覧(プロペシア等)

デュタステリドAGA薬一覧(ザガーロ等)